読んだ本だけだと、昔読んだ作品とか、好きな作品を語る機会がないなーということで、まとめ記事。
第一回は、コバルト文庫!
注意:古い作品とか、手に入りづらい作品も載せる予定です。
電子オリジナルは、また別に記事を書きたい。
- 東方ウィッチクラフト(全6巻)竹岡葉月
- なんて素敵にジャパネスク(全10巻)氷室冴子
- リダーロイスシリーズ(全11巻 本編6+外伝3+2)榎木洋子
- 森の祈り(全2巻)香山暁子
- 花咲く丘の小さな貴婦人(全5巻)谷瑞恵
- 英国マザーグース物語(全6巻)久賀理世
- きっとシリーズ(全20巻)倉本由布
- かぜ江シリーズ(全11巻)朝香翔
- 皇女アナスタシア(全1巻)一原みう
- 氷雪王の求婚(全1巻)湊ようこ
東方ウィッチクラフト(全6巻)竹岡葉月
好きな人・滋賀くんが実は魔女(男)で、その使い魔になってしまった一子。ウィッチクラフトで大立ち回りをしたり、失せ物探しをしたり、人助けをしたり。
猪突猛進娘の一子の恋は実るのか?現代マジカルコメディ。(ラブコメではありません)
恐らく初めて読んだコバルト文庫。
最終巻の後書きに「少年漫画vs少女漫画」とあって、そうだなと納得してしまう。
思っていた理想の人ではなかったけれど、側にいたいと恋する一子に対して、ほんっとに、滋賀くんが恋の方向に向かわない(笑)
その分、最終巻のラストシーンと言葉が好きで、滋賀くんも好きです。
なんて素敵にジャパネスク(全10巻)氷室冴子
この作品はどちらかというと漫画版の方が思い入れがあります。リサイクルショップで偶々購入した白泉社漫画文庫版の2巻。これがとても面白くて、冒頭に至る経緯が分からなくても、繰り返し読んでました。
その後、お年玉で全巻購入。
原作の小説を読んだのは、それから幾らか経った後だと思います。
平安時代、屋敷に籠るお姫様のイメージをぶち壊し、自分で飛び込んでいく瑠璃姫は楽しく、爽快です。
リダーロイスシリーズ(全11巻 本編6+外伝3+2)榎木洋子
実はとある異世界の王子だった翔が、仲間と共に魔女から国を取り戻す王道ファンタジー。龍と魔法と冒険とロマンスと、古き良きな作品。
巻数を重ねると、あっ!こういうことだったのね……となります……。
守龍関連作の中では、リダーロイスが一番好きですね。
榎木さんは、他にも「影の王国」や「サキトシリーズ」「桜咲くまで勝負です!!」も好きです。
森の祈り(全2巻)香山暁子
この作品読み終わった時に思ったのが、「続きは!?」です。改めて見返してみても、一応区切りはついているものの、ラストで「これで終わり!?」となりました。
「花冠の姫君」一人生き残ったアンナリーゼ姫が森に送られるものの、周囲の人たちに助けらる前編。
「太陽の恋・月の恋」数年後、森にいた二人の少年ともう一人のお姫様の恋模様と、囚われの身となったアンナリーゼ姫を救いだす後編。
軽めですが、とても好みな大河ロマンだったので、続きが読みたかった。でも、出ない。
花咲く丘の小さな貴婦人(全5巻)谷瑞恵
英国で寄宿制の女子校に通うことになったエリカの奮闘記。学校生活、甘酸っぱい恋を描いた1〜3巻。
学生だったら彼らも大人になり、身分差やすれ違い、ままならない厳しさを描いた4〜5巻。大人になった彼らまで読めて嬉しかった。
英国マザーグース物語(全6巻)久賀理世
男装して新聞記者として働く女の子が、パートナーと英国を駆け回るライトミステリー。(5巻のあらすじは絶対に先に読まないで下さい)
周りのざわつきによって読み始めた作品でしたが、最後、こんなところまで来るとは全く思ってなかったな……となりました。
新刊出るのが楽しみだった。
きっとシリーズ(全20巻)倉本由布
濃子、蒼生子、湖々。親子3代に渡るタイムスリップ歴史ロマン。濃子編は、戦国時代で濃姫となる切ない恋物語。
蒼生子編からは、色々な時代にタイムスリップし、歴史の大きな事件だったり、出来事を見に行くことになります。
全20巻なのですが、完結したわけではなく……。でも、恐らく続きは出ないだろうな。
かぜ江シリーズ(全11巻)朝香翔
三国時代、呉を舞台に孫策と周瑜の友情。また、赤壁の戦いなどを描いたシリーズ。電子書籍化おめでとうございます!
私の三国志は無双からですが、このシリーズも好きで時々読み返したくなります。
ここからは、普通にお薦めピックアップ。
氷雪王の求婚(全1巻)湊ようこ
氷のような王様が、政略結婚で迎えた后によって、ゆっくりと春を迎える切ないラブロマンス。ふわふわな表紙と裏腹に中身はしっかりとした架空歴史ものです。同著者の「たとえ許されない恋だとしても」も、敵同士の二人がそうと知らずに出会い、恋に落ち、戦場で再会するという、あらすじだけで買いでしょ。な作品です。