物心ついた時からブスだったわたし。
子供の頃に参列した従姉妹の結婚式に憧れたわたしだったが、自分の夢が叶わないなら、せめて誰かの夢を叶える存在になろうとウエディングプランナーの仕事に進んだ。
様々なお客様が訪れるホテル、ルミエ新都心。そんなホテルに先日、超絶美形のエリート課長が就任してきた。怖そうな人物と思っていたところ、何故か彼に距離を詰められ……!?
シリーズ1。ウエディングプランナーのお仕事小説。
とりあえず、外見は超絶ブスだという香澄さんですが、中身はとても美人。仕事も出来るし、お客様への心遣いも良いし、後輩のフォローもする。なにより、お客様に喜んでもらいたい、幸せな瞬間をお届けしたいって気持ちが伝わってきました。
1話の美人じゃない人に変わって欲しいっていうの辛い……。比べられて、下に見られることと同義だから。でも、それで相手の事を考えて寄り添えるようになった香澄さんが強い。
B専の課長。正直、なんなのこの男!って気持ちの方が強く、絶対苦労するのが目に見えていて。
よく言えば、そのままを見てくれているとも捉えられなくもないが、人の機敏を全然分かってないよねと。花岡さんへの言葉もその辺りが原因ですし。
仕事は出来ても問題物件過ぎて、本当にこの人で良いの?