それは、婚約者・リーゼロッテが破滅を迎える運命にあると告げるものだった。
実況のエンドウ様と解説のコバヤシ様と名乗った神の声を助言に危機を回避する事にしたジーク。
一方、神の正体である遠藤君と小林さん。いきなり繋がった乙女ゲームの世界に困惑しつつ、実況と解説で彼らを幸せに導こうとするのだった。
果たして、破滅フラグは回避する事が出来るのか!?
コミカライズが面白かったので、小説も。
ナンバリングがないけれど、1巻です。
流行りの乙女ゲーム悪役令嬢、破滅ものなんですが、発想の勝利かと。現代とゲーム世界の両方の恋愛模様が楽しめるというお得感もある。
実況と解説という役割、その実態はリーゼロッテの可愛さを愛でつつ、ジークに理解してもらうというもの。それを受けてのジークの返しもときめきものでしたね。甘い甘い。
乙女ゲームのヒロイン、フィーネは恐らく本来進むルートへの記憶か体験が眠っている状態なのかな?レベルがカンストしているのも、強くならなきゃと思った結果でしょうし。
バルトゥールの口説き文句が恥ずかしかった!自覚無しも有りも変わらないとは恐ろしい。
現代パートも遠藤くん頑張れーと応援しながら読んでいます。小林さんも気がきく可愛い子。
どうやら、ゲームに関わる何かがあるような。あの人物の発言の意味が気になるところですね。