汚染された世界、外は異形のものに溢れ、人々は自立移動型都市の中で暮らしていた。
学園都市ツェルニの新入生であるレイフォンは、入学式の騒ぎを収めた事により、生徒会長から武芸科へと転身させられる。
そのまま、ニーナの率いる小隊へと配属されるレイフォンだが、彼はある理由から武芸の道から離れたかった理由があり……。
シリーズ1巻。再読。
甘い物も良いけど、バトルものも欲しくなるんです。
違う自分を見つける為に遠い学園都市に来たものの、逃げ出した武芸の道を求められるレイフォン。
天性を知り、その道が決められているのと、模索しながら進むのとどちらがいいのか。
折角の才能をと思うだろうし、かたや選択の道を欲しいと思うだろうし。お互いに眩しく思うのは同じ。
お金の件は、周りも無頓着だったと思う。背負う必要のないものまで、背負うと意識してしまった悲しさ。
今までは個人としてだけで、隊として連携を取る事には慣れてないのでは?と思うので、その辺りで躓く気がする。
桁違い実力を見せてしまったレイフォンかどうなるのか楽しみです。
後、ヒロインレースは誰になるのかな。私としては、同じ天才故の悩みを抱えるフェリの予想だけれど。男の子の友達はいないのだろうかと心配になってしまうな。