フリーランスのグルメライター望月いづみは、田舎の一軒家で充実した日々を過ごしていた。いつものようにお隣の日本画家・秦野隆信に賄いを作りに行くいづみだったが、ある日隆信の姉・桐子が突然訪ねてくる。
またまた訳あり骨董品の念に取り憑かれてしまういづみ。そして、それは桐子にも影響しているようで……!?
シリーズ2作目。
TLではないこちらの作品、続きが読めて嬉しいです。
季節が過ぎ、夏。出てくる料理がこれまた美味しそうで、いいなぁーと思いつつ読んでます。流石グルメライター。
いづみのサバサバとした明るさが、重たくなる空気を軽くしてくれますね。
いづみと隆進の関係は友人、或いは賄い係と雇い主でしたが、今回取り憑いてきた念や姉の本意では無かった牽制によって、少し近づいたような……。満更ではないに変化してきた二人がどうなって、いくのか気になります。