イゼルローン要塞の前面へ要塞をワープさせ、攻略するという帝国の大計を献じられたラインハルトは、部下の一人に実行を命じる。
一方、ユリアンの初陣に安堵する間もなく、査問会への出頭を命じられたヤンは同盟首都ハイネセンへと赴く。その隙を衝くように、帝国の要塞が出現するのであった。
ヤン不在の局面をどう防ぐのか!巨大要塞同士の対決は!
自由惑星同盟、ほんと大丈夫か!?と思うくらい内部が駄目そうなのですが。未来が明るくない……。
一方、帝国はラインハルトが改革を進めて良くなって行きますからね。反抗する貴族は粛清したし、また外に目を向けられる。
それでも、キルヒアイスの喪失が大きいな。
序盤のユリアン初陣にひやひやさせられました。前回を考えると作者を信じられなくて。しかし、後半のヤンについてこう語った~という文章があるので、当分大丈夫ですね!
本人の意思を尊重してあげたい気持ちと軍人になって欲しくないという自分に葛藤を続けてきたヤンですが、やっと認めたのでユリアン良かったねという気持ちです。